気分転換を図るためにお花を買いに行ったことは以下の記事から・・・

本日の話題は「生け花」はやっぱり生きている。っていうことを実感したということを・・・
生け花が生きている、とか書くとなんか変な日本語だけどお花の持つ生命力はすごいですね。
だからこそ、花の持つエネルギーは、私たちにパワーを与えてくれるのかもしれません。
お花は生けた後も呼吸しています

今は寒い季節なので夜になると室内の気温も下がってしまいます。
なので、お花を生けた一輪挿しのある部屋も寒い環境にあります。
生けてしまったお花でもこの気温の変化に反応しますよ。
家族団らんでみんながワイワイしている部屋で適度に暖かくエアコンが効いている状態だとお花はその楽しそうな雰囲気に合わせるかのように大きく花びらを開いてくれます。
その空間に綺麗なお花があることが生活の質を高めてくれる・・・
というか、少しの幸福感を感じてしまうことがたびたびあります。
ちょっと話が逸れました。
家族が寝静まり、そのガヤガヤした空間が落ち着いてやがて電気も消され静かな夜が訪れます。
そして、外気に合わせるかのように室温が下がり始めるとあれだけ開いていた花びらを閉じてお花は小さくなっていくのです。
まるでお花も眠ってしまったかのような・・・
私の経験ではチューリップが結構大きな変化を見せてくれます。

暖かい部屋に置いてあるものや日差しの強い場所にあるチューリップは、それこそもう千切れんばかりに大きく花びらを開きます。
「これはもう終わっちゃうのかな?」
なんて思いながら翌日の朝を迎えると、何か別人のような雰囲気で「つぼみからちょっとだけ開いた」体でしれーっとたたずんでいたりするので
「ありゃりゃ」
と少しズッコケながらも嬉しくてほくそ笑んでしまいます。
生け花は思ったよりも花瓶の水を吸い上げています
お花は生けたら終わり・・・という訳ではありません。
やはり、メンテナンスというか多少のお世話は必要です。
少なくともお花を楽しみながら観察する意識を持つことが大切です。
割とやりがちなのが生けてしまった「達成感」から花瓶や一輪挿しの水のチェックをしないこと・・・
お花は私たちが思ったよりも花瓶の水を吸い上げています。
水切れを起こさないように注意しましょう。

この写真は、昨日お花を生けた一輪挿しの水の状態を朝一番で撮影したものです。
生けた直後には一輪挿しのふち一杯まで水があったのですが(ふちの一杯まで水を入れるのが良いのか?という問題はさておき)、一晩でここまで無くなっています。
今の季節、乾燥しがちなうえに暖房等も使用していますので水が無くなりやすい環境下ではありますが、やはりここまでの減少はお花が自分たちの活力の源として吸い上げたと考えるのが妥当ではないでしょうか。
こんな時に私は、「あぁやっぱりお花は生けた後も生きているんだなぁ。」とお花の生命力を感じています。
その生命力を受け取ることが私の生きる力にプラスになっているのかもしれません。
あなたもお花のある暮らしを始めてみませんか?