「花をもらうと嬉しい!」と感じる人は、老若男女を問わずとても多いです。
それは、生花が元気や癒しをくれるから。
気持ちを前向きにし、明るく快活な気分にさせてくれるものが花なのです。
ところが、日本では特別なイベント以外に花を贈ることがあまりありませんよね。
ちょっとした手土産といえば、お菓子類が圧倒的シェアを占めているのが現状です。
今回は、贈る人も贈られる人も幸せになる“花のプレゼント”についてお伝えします。
目次
花を買うのは恥ずかしい!?
花を買うという行為に戸惑いを感じる人が少なくありません。
そもそも花屋に入るだけで緊張したり、注文の仕方がわからなかったりとハードルも高いものです。
ましてや、男性の場合は恥ずかしさも伴い、花とは縁遠いという人までいます。
日本花普及センターの調査によると、花を抱えて歩く男性は実はかなりの好印象であることがわかっています。
また、海外の事情をみても、男性から女性に花を贈ることは一般的ですし、お土産に花を買うという文化も定着しているようです。(※1)
花を買うこと、贈ることは気恥ずかしさがあるかもしれませんが、ぜひ一度贈ってみてください。
お相手に喜んでもらうことができたら、きっとまた贈りたい!と思うはずです。

花はどう選べはいいのか?
花屋に行くこと自体に抵抗がある……。
花屋に行ったらかたまってしまいそう……。
何をどうオーダーすればいいのかさっぱりわからない‼
そんなお悩みを解決するために、戸惑いがちな花屋でのやりとりを3ステップで解説します。(※2)
〚STEP.1〛用途を伝える
花屋に行ったら、まずは用途を伝えましょう。
お祝い、お見舞い、誕生日、送別会、記念日、ちょっとしたプレゼントなど、用途を伝えるだけで花屋の店員さんは理想的な花のイメージがつきます。
贈り先の性別や年齢も伝えることができれば、店員さんがよりリアルにイメージしてくれ、最適な花を選んでくれますよ。
〚STEP.2〛予算を伝える
予算が決まっていれば、「2000円くらいで」などと伝えましょう。
まったく見当もつかないという方のために参考になる予算をお伝えしておきます。
ちょっとしたプレゼント、手土産なら500円~1500円程度で十分です。
わざわざ贈り物用にラッピングしなくても、数本サッと包装紙にくるんでもらうだけでも気持ちは伝わります。
記念日やお祝い事など大事なイベントの際には3000円前後~5000円程度のものがおすすめです。
この場合は、ギフト用にラッピングしてもらうのがよいですね。
〚STEP.3〛どんな花を贈りたいか伝える
花屋では、花束やフラワーアレンジメント、鉢植えの用意もあります。
はじめから希望のものがあれば先に伝えてください。
特になければ店員さんと相談してもよいですし、“お任せ”してよいと思います。
贈り先がバラ好きということなら「赤いバラを10本で」と花の種類を指定して注文できます。
花の名前が分からなくても、指をさして「これ5本」などでもOKです。
オーダーの仕方でよく見かけるのが、「ピンク系で」「黄色とオレンジ系で」というように花の色合いでオーダーするケースです。
これなら花の名前を知らなくてもできそうですね。
さらに、「○○な感じで」というように、雰囲気を伝えることもおすすめです。
「かわいい感じで」「ナチュラルな感じで」とさらっと言うだけで、店員さんはわかってくれますよ。
男性であれば、派手なラッピングをされると持ち歩くのが辛いという場合もありますよね。
あらかじめ「ラッピングはシックに」とお願いしておくと安心です。
まとめ
贈る人も、贈られる人も幸せになるお花。
今日はだれかに花を贈ってみませんか?
【参考文献】
※1「女性の気持ちアンケート500人に聞きました 花を持って歩くのはカッコいい?」「グローバルスタンダードな男を目指せ!海外の花贈り事情」一般財団法人日本花普及センター
参考 「女性の気持ちアンケート500人に聞きました 花を持って歩くのはカッコいい?」「グローバルスタンダードな男を目指せ!海外の花贈り事情」一般財団法人日本花普及センター※2「どんなふうに頼めばいいか、花屋で固まってしまう人のための気配り男子のスマートな花贈り」一般財団法人日本花普及センター
参考 「どんなふうに頼めばいいか、花屋で固まってしまう人のための気配り男子のスマートな花贈り」一般財団法人日本花普及センター
管理人OWL
『深夜、家の玄関先でくつろぐ野生のフクロウと鉢合わせをしたことのあるオジサン。それ以来、フクロウを「ラッキーアイテム」として日々過ごしています。』
