春の足音が聞こえる季節になりました。
年度替わりでもあるこの時期は、大人も子どもも何かと気忙しくなります。
気がつくと、疲れがたまっているという人も少なくありません。
みなさんは、“自分ケア”できていますか?
がんばりすぎてしまう人
無理をしてしまう人
なかなか休めない人
悩みを抱えている人
不安を感じている人
心が晴れない人
人生には、走らなければならないときもあれば、立ち止まるときも必要です。
そんなときにエネルギーをくれる存在があります。
無意識に“自分ケア”ができる存在があります。
それが「花」です。
目次
心を豊かにする花
このブログでは、花のある暮らしと人との関わりをつづっています。
当ブログをスタートしたきっかけは私自身の経験からです。
私は仕事柄、多くの老若男女と話しをします。
当たりさわりのないものから、ディープな話までさまざま。
しかし、いつも必ず思うことがあるのです。
「あなたが癒されるといい、そして幸せになってほしい。」
そんな想いを持つうちに、話をする場所に花を生けるようになりました。
花を選び、生ける。
朝、夕と手入れをし、可憐なたたずまいを見ていると、いつの間にか私自身も癒され、そして元気をもらうようになったのです。
目に入る艶やかな色彩、鼻からは花の甘い香りや、草葉の香り。
そして手に触れる華奢ながら芯のある花茎。
花はたった1輪でも存在感があります。
不思議なもので、生花を飾るだけで、部屋の雰囲気も気持ちも変わります。
イキイキとした花を目につくところに飾っておくと、その華やかさが、あなたの人生にプラスの効果をもたらします。
気持ちが落ち着き、気分がリフレッシュするのです。
花のリラクゼーション効果やストレス緩和の力、気持ちを高めたりポジティブに導いてくれるエネルギーは大きいのです。
花を飾るちょっとした工夫
しかしながら、「花を飾る」と聞くと、たいていの人は「飾りたいけど大変そう・・・」と思うものです。
それもそのはず、「花を飾る」行為が日常化していない人にとっては、まず花を仕入れるところからハードルが高いと感じてしまうのです。
仕事帰りに花屋さんに寄るしかない
1輪だけ買うのも気がひける
花を生ける花瓶がない
こんな風に、疲弊しているときに時間とお金をつかって花を買い、帰宅してから疲れ切って花を生けるなら、残念ながら長続きしないでしょう。
このブログを読んで、「花を飾りたい!」と思った人は、ぜひこんなことから意識してみてください。
お花は何でもいい
大きな花束を、花屋からわざわざ買ってくる必要はありません。
会社帰りに見つけた野花
庭に咲いた花の1輪
道で見つけた小花
それも、たった1本でいいのです。
もちろん、いいことがあった日、お祝いの日、自分を応援する日などには、 花屋さんに寄ってくるのもいいですし、あらかじめインターネットで購入しておくのも手軽ですね。
器は花瓶
「花瓶がないから買わなくちゃ!」と思っていたら、いつまでたっても花のある生活にはなりません。
自宅にある器はすべて花瓶になりえます。
ドリンクや薬、ジャムなどの空きビンに、さりげないお花を差すだけでも十分なのです。
この時期には、寒椿の花が道端に落ちていることがあります。
茎がないお花でも、ティーカップや小皿に水をはって、軽く浮かべてみましょう。
器ごとテーブルの上や窓辺に置けば、ちょっとした幸せを感じることができます。

自宅にある器なら何でもいいのです。
毎日があわただしく過ぎ去り、疲れがたまっていたり、なかなかやる気がわかないときは、ぜひ暮らしに花を添えてみてください。
今日からふっと肩の力を抜いて“自分ケア”してみませんか?
花はあなたの生活を潤し、心豊かにしてくれますよ。
今後は調査結果からわかった花の癒し効果や花器、自分でできる生け方など、花にまつわる身近な話題をお伝えしていきます。
お楽しみに!
管理人OWL
『深夜、家の玄関先でくつろぐ野生のフクロウと鉢合わせをしたことのあるオジサン。それ以来、フクロウを「ラッキーアイテム」として日々過ごしています。』
