なんだか気持ちが疲れちゃった。心が折れそう・・・
元気が出ない。
近頃イライラしてばっかりだ。
そんな時には、お部屋の中にお花を飾ってみませんか?
花には、人の心を癒し、豊かにする力が秘められています。
えぇ!お花を飾るだけで…?そんな簡単に変わりっこないよ。
思い込みじゃない?
そう思われるかたもいらっしゃるかもしれませんね。
一見、絵空事のように感じますが、でもちゃんと根拠があるんですよ。
今日はそんなお話をしますね。
目次
お花で心が豊かになるのは、なぜなのだろう?

満開の桜、元気いっぱいのヒマワリ、窓辺に佇む凛とした一輪挿しなど・・・お花を眺めていると、元気になれたり、なんだか心が癒されるような気がする。
誰もが一度や二度はこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか?
あなたにそんな経験があるとすれば、すでに「お花は人の心を豊かにしてくれる」ことを証明できていることになるのですが、人は根拠なく何かを信じることって難しいものです。
そこで、今回は「なぜお花が人の心を豊かにしてくれるのか?」というところを自然科学的なアプローチで説明していきましょう。
お花は情緒的で芸術的でもあるので、科学的な話を持ち出すのは少しナンセンスな気もしますが、「なぜなのだろう?」がスッキリすると、もっとお花を身近に感じることができると思うので、少々お付き合いいただければ幸いです。
お花が心を豊かにする効果は科学的な根拠もある

お花がお部屋にあるとき、あなたは何を感じるでしょう?
たとえば
- 花の色彩
- 花の香り
- 花のイメージ
- 花びらや葉の触り心地
- 花の味(ハーブなどの場合)
などではないでしょうか?
花は五感で感じることができるものです。
花を五感で感じることは、わたしたちの心身にさまざまな影響をもたらしてくれます。
花の色彩効果
色によってさまざまな心理効果が得られることは、すでにみなさんご存知かと思います。
元気になるたい時は赤やオレンジや黄色、落ち着きたい時には青や緑や紫の花を飾ったりしますよね。
これは、色が持つイメージが人の心に作用することと、色が放っている波長が人の自律神経に働きかけることが理由とされており、これは科学的にも証明されています。
花のアロマセラピー効果
アロマセラピーという言葉も現代では随分身近な言葉となりました。
アロマセラピーを応用すると、花の持つ香りの特性によって、気分を変えることができます。
柑橘系のボロニアならすっきりとした気持ちに、ラベンダーは安眠や安らぎを、フローラルな香りのジャスミンやローズは優雅な気持ちにしてくれるでしょう。
これも花の持つ力です。
花のイメージやによる心理効果
心理の分野では花を用いた「フラワーセラピー」を行うこともあるそうです。
複数の花を選んでもらい、フラワーアレンジメントをしてもらうというものです。
自分の選んだ花や組み合わせ方は、適当に選んでいるようで、実は自分の無意識や潜在意識の中に隠れている自分を表現しているのだそうです。
秘めたままで分からない自分の心も、「お花を選ぶ/組みわせる」という方法で表現することで何らかの“気付き”を得られるかもしれません。
内に秘めた心を表現する(開放する)ことで気持ちのモヤモヤがすっきりとする効果もあるそうです。
花に触れることによるヒーリング効果
植物に触れたり、育てたりすることで脳内ホルモンの「オキシトシン」が分泌されることが研究で明らかになりました。
オキシトシンとは別名「幸せホルモン」。
お花のお世話をしてる方って、なんだか心が穏やかな方が多い気がするのは、気のせいでしょうか・・・?
もしかすると、幸せホルモンが影響しているのかもしれませんね。
花(ハーブ)を食べること
ハーブは観賞用として楽しむだけでなく、食べることもできます。
ハーブそれぞれにも身体にもたらす効果が違うので、そういった楽しみ方もありますね。
お花だとカモミールなどは、安眠効果のあるカモミールティーにして飲むこともできますよ。
お花の効能を得ることももちろんですが、自家製のお花やハーブを楽しむということ自体にもワクワクしますね!
こういったことも心を豊かにしてくれる要素だと思います。
まずは好きなお花を、一輪。

いかがですか?
多角的に見てみると、お花にはちゃんと「人の心を豊かにしてくれる」根拠がたくさんあるのではないでしょうか?
飾ったり、育てたり、作ったり、食べたり…楽しみ方もたくさんあるので、いろいろな方が楽しめる趣味だと思います。
とはいえ、いきなりお花を大きな花瓶に飾るのはなんだかハードルが高いですよね。
まずは、お好きな花を花屋さんで1輪買って、花瓶にさしてみましょう。
花瓶が無ければ瓶やコップでも大丈夫。
きっと、お花のがあなたの心を豊かにしてくれるはずです。



管理人OWL
『深夜、家の玄関先でくつろぐ野生のフクロウと鉢合わせをしたことのあるオジサン。それ以来、フクロウを「ラッキーアイテム」として日々過ごしています。』
